家の解体前にエアコン撤去は必要?取り外し方法・費用・処分の流れを解説!

家を解体する際、エアコンの取り外しについて悩む方は少なくありません。解体業者にそのまま任せることができるのか、自分で撤去する必要があるのか、また費用はどれくらいかかるのかといった疑問を持つ方が多いでしょう。
本記事では、解体前にエアコンを撤去すべき理由、具体的な取り外し方法、処分費用の相場、撤去時の注意点について詳しく解説します。スムーズに家の解体を進めるためにも、事前に準備をしっかり行いましょう。
エアコンは家の解体前に撤去するのがベスト
家の解体を行う際、エアコンは事前に取り外しておくことをおすすめします。解体業者にエアコンの取り外しを依頼することも可能ですが、追加費用が発生することがあり、費用を抑えたい場合は事前に撤去しておくのが賢明です。
また、契約内容によっては「工事開始までにエアコンを撤去しておくこと」といった条件が含まれている場合もあります。こうした条項がある場合は、必ず取り外しを済ませる必要があります。
さらに、解体業者がエアコンの取り外しを専門業者に委託するケースもあり、その場合は仲介手数料が加算され、結果的に高額になることもあります。費用を抑えるためには、自分で撤去するか、直接専門業者に依頼するのが得策です。
家の解体の際にエアコンを撤去する方法3つ
解体業者に依頼する場合
解体業者の中には、エアコンの取り外しまで対応してくれるところもあります。解体工事と同時に撤去が可能なので、スケジュールの調整が不要で手間もかかりません。
ただし、すべての解体業者がエアコンの撤去に対応しているわけではありません。対応していない場合は、別途専門業者を手配する必要があり、手間が増えてしまいます。また、エアコンの取り外しに追加料金がかかることが一般的です。
専門業者に依頼する場合
エアコンの取り外しに特化した専門業者に依頼すると、スムーズかつ安全に撤去作業が進みます。専門的な知識と技術を持つスタッフが作業を行うため、冷媒ガスの適切な処理や、配管・電源の取り扱いも確実です。業者によっては、取り外しだけでなく、不要になったエアコンの回収やリサイクルまで対応してくれる場合もあります。
一方で、解体工事とは別に依頼しなければならないため、手間やコストがかかる点はデメリットといえます。解体業者とは別でスケジュールを調整する必要があり、依頼のタイミングを誤ると解体作業に影響を与える可能性もあります。そのため、解体日程を考慮しながら、計画的に依頼することが重要です。
自分で取り外す場合の手順
エアコンの撤去費用を抑えたい場合、自分で取り外すという選択肢もあります。業者に依頼する費用がかからず、自分のタイミングで作業を進められる点が大きなメリットです。
しかし、エアコンの取り外しには専門的な知識が必要です。処理を誤ると故障や事故につながるリスクもあります。特に、室外機が高所に設置されている場合、落下や転倒の危険もあるため、安全対策を十分に行う必要があります。作業に不安がある場合や、安全に取り外したい場合は、無理せず専門業者に依頼するのが賢明です。
家の解体前にエアコンを処分する方法4選 
エアコンは家電リサイクル方の対象
エアコンは、法律でリサイクルが義務付けられている家電の一つです。この制度は「家電リサイクル法」と呼ばれ、エアコンをはじめ、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電を適切に処分し、資源を無駄なく活用することを目的としています。処分の際には、リサイクル料金と収集運搬費がかかりますが、これらは消費者が負担する仕組みになっています。リサイクル料金はメーカーや機種によって異なり、収集運搬費も依頼する業者や地域によって変動しますので、事前に確認しておくことが大切です。
エアコンの処分方法①家電量販店で引き取ってもらう
エアコンを購入した家電量販店や、新たにエアコンを購入する店舗で引き取ってもらう方法があります。ただし、購入履歴がない場合や、店舗の規定によっては引き取ってもらえないこともあるため、事前に確認することをおすすめします。処分時には「家電リサイクル券」が発行され、リサイクル料金や収集運搬費の内訳を確認できます。手続きは店舗のカウンターで簡単に済ませることができるため、新しいエアコンを購入予定の方には特に便利な方法です。
エアコンの処分方法②自治体で引き取ってもらう
お住まいの自治体を通じてエアコンを処分することも可能です。まず、郵便局で「家電リサイクル券」を購入し、必要事項を記入してリサイクル料金を支払います。その後、自治体が指定する回収業者に連絡し、引き取り日を決めます。自治体ごとに回収ルールが異なるため、事前に確認することが重要です。インターネットで「○○市 家電リサイクル受付」などと検索すれば、詳しい情報を調べることができます。
エアコンの処分方法③指定引き取り場所に持っていく
自分で指定された引き取り場所にエアコンを持ち込む方法もあります。全国に指定引き取り場所があり、そこへ直接持ち込むことで収集運搬費を節約できます。手順としては、まず郵便局で家電リサイクル券を購入し、リサイクル料金を支払います。その後、指定引き取り場所に連絡して、持ち込みの日時を調整します。エアコンを運ぶ手間はかかりますが、費用を抑えたい方にはおすすめの方法です。近くの指定引き取り場所は自治体のホームページなどで確認できます。
エアコンの処分方法④不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すると、自宅まで回収に来てもらえるため、手間をかけずに処分できます。ただし、違法業者に依頼すると不法投棄のリスクがあるため、業者選びは慎重に行いましょう。回収業者が「一般廃棄物収集運搬業の許可」や「自治体からの委託」を受けているかどうかを確認することが大切です。信頼できる業者に依頼すれば、安全かつスムーズに処分できるので、忙しい方や手軽に処分したい方には最適な方法です。
家の解体前にエアコンを処分したい!処分にかかる費用はいくら?
エアコンの室外機の処分は要注意!
エアコンを処分する際には、室外機の取り扱いに注意が必要です。業者によっては、室外機の運び出しに対応していない場合があります。そのため、処分を依頼する前に、業者の対応範囲を確認しておくことが重要です。
また、エアコンの室外機は非常に重く、大型のものでは50kgを超えることもあります。自力で運び出すのが難しい場合は、搬出作業を行っている業者を選ぶのがおすすめです。見積もり時には、室外機の運び出しが可能かどうかも確認しておきましょう。
エアコンを家電量販店で処分する場合
家電量販店でエアコンの処分を依頼する場合、費用の相場は約1,400円〜2,300円です。内訳として、リサイクル料が1,000円前後、収集運搬料が500円〜1,000円程度です。回収エリアや店舗によって金額が異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
エアコンを指定引き取り場所まで持参して処分する場合
エアコンを指定引き取り場所に自分で持ち込む場合、収集運搬費がかからず、リサイクル料のみの支払いになります。リサイクル料はメーカーによって異なりますが、一般的に1,000円前後が目安です。詳細はメーカーのホームページや家電リサイクル券センターで確認できます。
エアコン処分を自治体・不用品回収業者に依頼する場合
自治体のエアコン処分費用は地域によって異なります。自治体によっては回収を行っていない場合もあるため、事前に問い合わせが必要です。
また、不用品回収業者に依頼する場合、費用は業者ごとに異なります。業者によっては料金を明示している場合もありますが、料金が不明な場合は見積もりを依頼し、費用を確認した上で依頼するのが安心です。
エアコンの取り外しも依頼する場合
エアコンを処分する際に、取り外しも業者に依頼する場合、追加費用が発生します。取り外し工事の相場は4,000円〜6,000円程度で、これに処分費用が加算されます。
自分で取り外しができる場合は費用を抑えられますが、取り外し作業には専門的な知識が必要です。無理に作業を行うと、エアコンや建物を傷つけるリスクがありますので、不安がある場合は専門業者に依頼するのが安全です。
家の解体前にエアコンを安く処分したいときにおすすめの方法2選
家を解体する際、エアコンの処分には費用がかかることが一般的ですが、方法によっては無料または安く処分できる場合もあります。少しでもコストを抑えたい方に向けて、具体的な方法を紹介します。
買取業者に依頼する
エアコンの処分費を抑える方法の一つは、買取業者に売却することです。近年では多くのリサイクル業者や中古品買取業者があり、エアコンも需要のある製品の一つです。状態が良いものや高性能なモデルであれば、処分費用をかけずに、逆にお金を得られる可能性もあります。
- 買取対象になりやすいエアコンの条件
- 製造から5年以内
- 傷や汚れが少なく、動作に問題がない
- 空気清浄機能や省エネ性能が高い
- リモコンや取扱説明書などの付属品がそろっている
これらの条件を満たすエアコンであれば、高値での買取が期待できます。まずは買取専門業者に連絡し、無料査定を受けることをおすすめします。全国対応の買取業者や地域密着型の業者があるため、事前に比較して選ぶと良いでしょう。
ネットオークションやフリマアプリを活用する
エアコンの処分方法として、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも有効です。中古品の需要が高まっている現在、個人間でエアコンを売ることが可能です。代表的なプラットフォームとしては、ヤフオク、メルカリ、ジモティーなどがあります。
ただし、エアコンの取り外し作業が必要となるため、取り外しに自信がない場合は専門業者に依頼するのが安心です。また、配送方法や設置状況を事前に確認し、購入者とのスムーズなやり取りを心がけましょう。
不用品の処分・買取も行っている解体業者に依頼する
解体業者によっては、不用品の処分や買取を一括で行っているところもあります。この方法を利用することで、エアコンだけでなく、家の中にある不要な家具や家電などをまとめて処分することができます。解体前の片付けを一度に済ませられるので、手間が省け、さらに買取によって解体料金を安く済ませることができるかもしれません。事前に見積もりを依頼し、買取可能なアイテムについて確認しておくと安心です。
エアコンの他に家の解体前に処分しておくべきものは?
書類や雑誌などの紙類
解体工事と一緒に紙類を処分できると考えがちですが、実際には紙類は産業廃棄物に分類され、一般廃棄物として処分するよりも費用が高くなることがあります。そのため、解体業者に依頼すると、予想以上にコストがかかる可能性があります。費用を抑えるためには、自治体の古紙回収サービスや廃品回収業者を利用するのが賢明です。
自治体によっては、段ボールや紙類の回収を月に1回程度行っている場合が多いです。また、回収業者が特定の場所に回収拠点を設けており、そこに持ち込むことで無料で引き取ってもらえることもあります。まずはお住まいの地域の回収方法を確認し、適切に処分しましょう。
調味料
意外と見落としがちなのが、調味料の処分です。解体業者に調味料を処分してもらうと、意外に高額な費用がかかることがあります。
液体調味料は、そのまま流しやトイレに流してしまうと環境に悪影響を与えるため、新聞紙や布に吸わせた上で、可燃ごみとして処分するのが適切です。固形や粉末の調味料は、基本的にそのまま可燃ごみとして捨てることができます。スムーズに処分するために、事前にしっかりと分別しておきましょう。
まとめ:家の解体前にエアコン撤去を忘れずに!
家の解体前にエアコンを撤去する際は、業者に依頼するか、自分で取り外すかを慎重に検討する必要があります。費用を抑えたい場合は、事前に自分で撤去するのが賢明ですが、作業には専門的な知識や安全対策が求められます。また、エアコンの処分方法もいくつかあり、家電量販店や自治体、不用品回収業者などを利用することが可能です。適切な取り外しと処分を行うことで、解体作業をスムーズに進めましょう。
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エアコンの処分を自分で行うのは、設置状況や廃棄方法を理解していないと難しく、特に廃棄に必要な手続きや法的なルールを守ることが求められます。そのため、専門業者に依頼するのが安心です。もし、家の解体前にエアコンの処分にお悩みなら、株式会社エイトにお任せください。
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作業内容 | 台数 | 金額 |
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車両代、回収費、処分費、 諸経費など全て込み | 2tトラック1台 | 95,000円 |
2tトラック2台 | 180,000円(1万円引き) | |
2tトラック3台 | 265,000円(2万円引き) |
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解体工事費用
作業内容 | 金額 |
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車両・重機代、解体費、処分費、 諸経費など全て込み | 1坪 45,000円〜(木造の場合) |
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