ゴミ屋敷を自力で片づける7つの手順とは?リバウンドの防ぎ方も解説!

ゴミ屋敷は自力で片づけられるのでしょうか?業者に頼む方法もありますが、安く済ませるためにもできる限りは自力で行いたいですよね。結論から申し上げますと、自力での片付けも可能な場合と、部屋の状況や汚れの程度によっては業者に依頼した方が良い場合があります。
この記事では、自力で片付けられる部屋の条件や、片付けのやり方、業者に頼む際のポイントなどについてご紹介します。
自力で片づけられるゴミ屋敷の3つの条件
部屋の広さが3DK以下
部屋の広さが3DK以下なら自力での掃除を検討しても良いでしょう。部屋が広いと、労力や時間、ゴミの量が増えますよね。途中で諦める可能性も高く、ゴミ屋敷を完全に片づけるまでに時間がかかってしまうかもしれません。3DK以上の場合は業者に頼むことをおすすめします。
水回りが使える状態
掃除をする際に水が使えない状況では、とても不便です。雑巾がけをしたり洗剤を使ったりするにしても、水が必要になります。浴室、洗面、キッチンどれか1つでも構いませんので、使えるかどうかチェックしましょう。
部屋の中で身動きが取れる
ゴミが積みあがっていたり、足の踏み場もなかったりする状況だと、掃除がなかなか進みません。ゴミ屋敷を片づけるにしても、身動きできる最低限のスペースは必要です。特に天井近くまでゴミが積みあがっている場合は崩れてくる危険性がありますし、散乱したゴミをうっかり踏んで怪我をする可能性もありますので注意が必要です。
自力でゴミ屋敷を片付ける7つの手順とは
掃除のスケジュールを決める
ゴミ屋敷を1人で1日で片づけるのは、想像以上に大変です。家族や友人など最低でも3人以上かつ2〜3日のスケジュールで行いましょう。おすすめは連休でまとめてやってしまうことです。また、いつまでに部屋をきれいにするのか目標を立てることも大切です。1部屋にかける日数を計算して具体的な日付で目標を立てましょう。
必要な道具を準備する
100枚以上のゴミ袋
自治体の分別に合わせて、「燃えるゴミ」・「燃えないゴミ」・「リサイクルゴミ」等、それぞれのゴミ袋を用意しておきましょう。
軍手・マスク・エプロン又は汚れてもいい服
衛生面はもちろん、怪我を防止するためにも準備しておくことをおすすめします。生ごみがある場合は、軍手の下にゴム手袋をつけておくことで直接素肌に触れるのを防げます。また、掃除をする際には、ホコリが舞いますのでマスクは必須です。それぞれ人数分×3くらい用意しましょう。
ガムテープ・紐・新聞紙
古い包丁や割れたガラス等はそのまま袋に入れて捨てるのは危険です。そういったものはガムテープで新聞紙を巻きつけて処分します。また、雑誌や本などをまとめるための紐も必要です。
殺虫剤・蚊取り線香
生ごみが多い場合、ゴキブリやハエが発生している可能性が高いです。殺虫剤は部屋全体に効果がある霧状のタイプと殺傷能力の高いスプレー式の両方を用意しておきましょう。また、蚊取り線香はコバエを弱らせる効果はもちろんのこと、ゴミの悪臭を和らげる効果もあります。ただし、ゴミに燃え移らないように注意しましょう。
掃除道具
ゴミを片づけた後に室内を掃除するために必要です。
掃除機・ほうき・モップ・雑巾・洗剤・バケツなどの基本的な道具があればよいでしょう。
ゴミを大量に積める車両
ゴミ収集所や清掃センターにゴミを持ち込む際に必要です。車がなかったり、運転手がいなかったりする場合は、片付けまでは自力で行い、ゴミの処理だけ不用品回収の業者に頼むという方法もあります。
ごみの回収日・ごみ処理センターの受付時間を確認する
せっかくゴミを片づけても、それを放置してしまってはゴミ屋敷に逆戻りです。集積所のゴミ回収日を確認しておきましょう。また、日程が合わない場合やゴミがあまりにも多い場合は自治体のゴミ処理センターに持ち込むのもおすすめです。平日であればほとんどの自治体が受け付けています。受付時間と、予約が必要かどうかを確認しておきましょう。
害虫駆除を行う
次に掃除を始める前に害虫を駆除します。何もせず掃除を始めてしまうと、ゴキブリやハエがたくさん出てきて嫌な思いをするかも知れませんので、バルサンやアースレッドのような燻煙剤を焚くのもおすすめです。また、霧状の殺虫剤などを部屋全体に振りかけるのも良いでしょう。ゴミの片づけの際も、片手に殺虫剤を持っておくと便利です。ただし、換気を忘れないようにしてください。
入口から順番にゴミを片づける
手前の入口部分から片づけていきましょう。まずは一目でゴミと分かるものをどんどんゴミ袋に入れていきます。また、一つの場所の片付けが終わるまでは別の場所の片づけを始めないこともポイントです。中途半端にあちこち手をつけると、成果が見えにくいのでモチベーションが下がってしまいます。
ゴミの仕分けをする
「捨てるもの」・「残すもの」・「保留するもの」・「売るもの」に仕分けします。まずはどうでもいいものから「捨てるもの」の袋に入れていきましょう。後から使うかもしれないと思う物も、今まで使っていなかったなら捨てても困りません。また、「保留するもの」にはなるべく入れないようにしましょう。「残すもの」と「保留するもの」は予め袋の数や段ボールの数を決めておいて、入らない分は処分する方法がおすすめです。
ゴミを運び出して清掃を行う
ゴミがある程度片付いたら、運び出して清掃しましょう。ホコリが溜まっているので、マスクを忘れずに。特に生ごみから出た汁は悪臭や虫の発生の原因となります。見えないホコリやバイ菌が溜まっていますのでしっかりと消毒して掃除しましょう。
ゴミ屋敷片付けの後のリバウンドの防ぎ方
残すモノの定位置を決める
「残すもの」の袋に入れたものは定位置を決めましょう。定位置を決めておかないと散らかる原因となります。本は本棚へ、食器は食器棚へそれぞれ定位置を決めて片づけます。そして、使い終わったら定位置に戻すことも大切です。
買う際に捨てる時のことを考慮する
新たに物を買うときには、捨てる際のことも考えましょう。どうやって捨てるのか、捨てるのに手間がかからないかを考えると、必要なものだけを買おうと思えるのではないでしょうか。本当に必要な物だけを買うようにしましょう。
自力でのゴミ屋敷片付けが難しい場合の対処法
一度掃除を始めたあとでも、挫折してしまうことがあるかもしれません。自力で行うには時間や手間が多くかかるうえ、害虫が湧いているような不衛生な状況になっていた場合、消毒・清掃しなければいけません。あまりにもゴミが多すぎたり、汚れがひどい場合はプロに依頼するのもおすすめです。また、虫が大量に湧いていたり、電気や水回りが機能していなかったりする場合は、自力では厳しいのでプロに依頼しましょう。
ゴミ屋敷の片付けを安く業者に頼む方法
なるべく自分で処分する
業者に頼む場合、物が多ければ多いほど費用が高額になります。明らかなゴミなどは少しずつでも自力で片付けておくとよいでしょう。大きい家具や家電以外の細かいゴミは自力で処分したり、粗大ごみで出せる程度の家具・家電は自分で処分すると節約できます。
複数業者から相見積もりを取る
業者に頼む際は、相見積もりを3社程度からとりましょう。相見積もりを行うことで、相場から大きく外れた業者を避けることができます。また、見積もりの内容もしっかりと確認し、追加料金が無いか、自分に合ったサービスをしてくれるかチェックしましょう。
不用品は買い取ってもらう
ゴミだと思っていたものも、再販が見込めれば売れる場合があります。買い取り業者を呼んで査定してもらったり、リサイクルショップに持ち込んだりしてみましょう。不用品の処分と買取を同時に行ってくれる業者もあるので、そのようなところを選ぶのもおすすめです。
まとめ
今回の記事では、ゴミ屋敷を自力で片付ける方法について詳しく解説しました。部屋の広さや散らかり具合によっては自力で片付けられることもありますので、ぜひ挑戦してみてください。ただし、あまりにもゴミが多い場合や汚れがひどい場合は、業者に依頼しましょう。
株式会社エイトでは、不用品・残置物の撤去、買取、解体工事までをワンストップで行っています。
不用品・残置物の買取を行うことで、圧倒的低価格を実現できる可能性がございますので、ゴミ屋敷の片付けに悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。