残置物撤去には資格が必要！悪徳業者を見分ける3つのポイント

残置物撤去を依頼する際、適切な資格を持つ業者に依頼しないと、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。無資格の業者に依頼すると、不法投棄や高額な追加請求などの問題が発生する可能性も。この記事では、残置物撤去に必要な資格や、信頼できる解体業者の選び方について詳しく解説します。

残置物撤去には資格が必要！正規の解体業者が持つべき資格とは

残置物撤去を適正に行うためには、法律に基づいた資格が必要です。無資格の業者に依頼すると、不法投棄などの問題が発生する可能性があります。以下の資格を持つ業者を選ぶことが、安全で信頼できる撤去につながります。

産業廃棄物収集運搬業許可

産業廃棄物を適正に処理するためには、産業廃棄物収集運搬業許可が必要です。この許可を持つ業者は、法に基づいたルールを守って廃棄物を処理します。許可を持たない業者に依頼すると、不法投棄につながる可能性があるため注意が必要です。

一般廃棄物収集運搬業許可

家庭から出るゴミなどを処理するためには、一般廃棄物収集運搬業許可が必要です。この許可を持たない業者が勝手に一般廃棄物を回収することは違法となります。依頼する業者がこの許可を持っているか必ず確認しましょう。

古物商許可

残置物の中には、まだ価値のある品物が含まれていることがあります。そうした品物を適正に売買・処分するためには、古物商許可が必要です。この許可を持たない業者が勝手に品物を売買すると、法律違反となる可能性があります。

解体工事業登録・建設業許可

建物の解体に伴う残置物撤去を行う場合、解体工事業登録や建設業許可が必要です。これらの許可を持つ業者は、安全に作業を進めるための知識や技術を備えています。無許可の業者に依頼すると、解体工事が適正に行われない可能性があるため注意が必要です。

無資格の業者に残置物撤去を依頼するとどうなる？トラブル事例

無資格の業者に残置物撤去を依頼すると、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があります。以下に代表的なトラブル事例を紹介します。

不法投棄のリスク

無資格の業者の中には、回収した残置物を適切に処理せず、不法投棄するケースがあります。不法投棄は法律違反であり、依頼者にも責任が問われる場合があるため注意が必要です。

高額な追加請求の発生

契約時の見積もりよりも大幅に高額な請求をされるケースもあります。特に、「格安」をうたう業者には注意が必要です。作業が始まった後で追加料金を請求され、支払わざるを得なくなることもあります。

回収後の対応がずさんでトラブルに

回収した荷物の処理が適正に行われず、依頼者が責任を負う事態になることもあります。また、業者がずさんな対応をしている場合、荷物の一部を紛失するなどの問題が発生することもあります。

契約不履行や連絡が取れなくなるケース

無資格業者の中には、契約後に突然連絡が取れなくなるケースもあります。料金を支払った後に作業が行われないなどのトラブルに巻き込まれないためにも、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

違法業者を見分けるポイント｜悪徳業者の手口と注意点

違法業者を避けるためには、業者の特徴をよく確認することが大切です。以下のポイントを押さえて、悪徳業者を見抜きましょう。

極端に安い見積もりを提示する

相場よりも極端に安い見積もりを出す業者には注意が必要です。安く見せかけて契約を取り、後から高額な追加請求をするケースが多く見られます。

正式な契約書を交わさない

契約書を交わさない業者は要注意です。正式な契約書がない場合、後でトラブルが発生しても証拠が残らず、泣き寝入りする可能性があります。

許可証の提示を拒む

適正な許可を持つ業者であれば、許可証の提示を求められた際にすぐに対応できます。許可証の提示を拒む業者は違法業者の可能性が高いため、注意が必要です。

口コミや評判が悪い、情報が少ない

業者の口コミや評判をチェックすることも大切です。インターネット上での評価が極端に低かったり、情報がほとんどない業者は避けたほうが無難です。

 

まとめ｜残置物撤去は資格を持つ信頼できる解体業者に依頼しよう

 

残置物撤去を依頼する際は、必要な資格を持つ業者を選ぶことが重要です。無資格の業者に依頼すると、不法投棄や高額な追加請求などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。安心して作業を任せるために、業者の資格や許可証をしっかり確認し、信頼できる業者を選びましょう。