実家の片づけを業者に頼む費用はどれくらい？費用相場や片付け費用を抑えるコツを紹介！

実家の片付けにお悩みの方はいらっしゃいませんか？自分だけでやれるのか、それとも業者に依頼すべきなのか迷いますよね。そこで今回は業者に頼む場合の費用相場について詳しく解説いたします。業者の選び方や安くすませる方法もご紹介しているのでぜひご一読ください。

実家の片付けを業者に頼む費用相場はいくら？

片付けから不用品処分まで行ってもらう場合

片付けから不用品処分までを行ってもらう場合の費用相場は以下の通りです。

間取り	相場
1R・1K	3万～8万円
1DK	5万～12万円
1LDK	7万～20万円
2DK	9万～25万円
2LDK	12万～30万円
3DK	15万～40万円
3LDK	17万～50万円
4LDK	22万～60万円

 

上記の費用には人件費、車両費、ゴミや家電等の回収運搬費、廃棄物処分費も含まれています。

費用相場はあくまでも目安です。一般的なお部屋であれば数万円から依頼できることも多くあります。ただし、汚部屋やゴミ屋敷のような状態の場合は高額になる可能性が高いです。また、実家の家に車を付けられるかどうかによっても、車両費が異なります。

ゴミ屋敷のような状態の家の場合

実家がゴミ屋敷のような状態の場合は、10万円〜50万円ほどの費用がかかります。

1DKから3DKの場合は約10万円から40万円程度、3LDKの場合は17万円から50万円程度です。

また、ゴミの量によっても費用が変動します。床一面に散乱している場合は8万円から12万円程度、天井の高さまで溜まっている場合は20万円から40万円程度が目安です。ただし、害虫が住み着き、通常の清掃では対処できない場合は、追加料金が必要となります。

家の解体を伴う場合

片付けとともに家を解体する場合の費用相場は、木造住宅で一般的に1坪あたり約25,000円から40,000円ほどとされています。家を解体する目安は、築30〜50年ほどです。例えば、26坪の家を解体する場合の費用は、約65万円から104万円程度となります。

ただし、家を更地にすることで固定資産税の増額する可能性があるため注意が必要です。

実家の片付けを業者に頼むと100万円かかる？

100万円かかる可能性はゼロではないけど稀！

実家の片付けに100万円かかるケースはまれですが、100万円以上かかるケースも存在します。一般的には100万円以内で済む場合がほとんどですが、片付けの内容や規模、作業の複雑さによっては100万円を超える場合もあります。

費用相場を知ったうえで内訳をきちんと確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

ゴミ処理のために2tトラックが3台以上必要な時

片付け業者に見積もりを依頼する際、2ｔトラックが3台以上必要とされた場合は、100万円を超える可能性があります。

一般的に、2tトラックは間取り2DK〜2LDKの片付けに対応しています。トラックいっぱいに不用品を詰め込むとすると、2LDKの費用相場である30万円程度かかります。したがって、3台のトラックを使用する場合、90万円以上の費用がかかることになります。

加えて、3台のトラックを稼働させるために必要な人員や片付け作業の時間なども考慮されるため、100万円を超えるケースも珍しくありません。

作業が長時間かつ大人数のスタッフを必要とするとき

特に多くの作業員や時間を必要とする片付けは、費用が高額になります。具体的には、作業員が6人以上でかつ作業時間が5〜6時間以上かかる場合は、100万円を超える費用がかかる可能性があります。

必ずしも全てのケースで100万円を超えるわけではありませんが、極端なゴミ屋敷の片付けは相場よりも高額になりやすい傾向があるので注意しましょう。

3LDK以上の広い間取りの時

3LDK以上の広い間取りの場合も費用が100万円を超える場合があります。一軒家やマンションの種類によって安いとか高いというわけではなく、間取りの広さが関係してきます。

ただし、間取りが広いからといって必ずしも費用が高額になるわけではありません。ゴミや不用品の量が少なければ広い間取りでも費用を抑えることが可能です。

実家の片付けを安く業者に頼む4つの方法

できる片付けは自分でする

ご自身で片付けを行うことで、片付け業者に依頼する際の費用を抑えることができます。自分で行う作業量が増えれば、業者の作業量も減り、費用もそれに応じて軽減されます。

ただし、自分で片付けを行う際には無理をしないことが大切です。疲れやストレスが溜まらないように自分のペースで無理をせず作業することが大切です。

また、ご自身で片付けを行う場合は、期限や目標を設定することもおすすめです。難しい箇所や大量のゴミ処理にはプロの業者の力を借りることも検討しましょう。

再利用できる不用品は買取に出す

片付け費用を抑える方法の一つとして、再利用可能な不用品を買い取ってもらうことが有効です。買取で得た金額を片付け費用に充てることで、総費用を削減することができます。

片付け業者によっては買取サービスがあるところもあります。買取業者を別に探す必要がないので手間を省くことができます。

特に、まだ使用可能な家具や家電、ブランド品などは高値で買い取ってもらえることが多いです。実家に不用品が多い場合は、買取対応している片付け業者を選ぶことで、費用を抑えることができます。

複数の業者に見積もりを出す

片付けの費用を節約するためには、複数の片付け業者に見積もりを依頼することも大切です。複数の見積もりを比較することで、最も料金が安い業者を選択することができます。また、価格交渉に応じてくれる業者もいるので、さらに割引を受けることもできるかもしれません。

ただし、実際に訪問せずに極端に安い見積もりを出す業者には注意が必要です。それなりの作業量が必要な場合は、訪問なしで適正な見積もりを出すことは難しいからです。最低でも3社以上に見積もりを依頼し、信頼できる業者を見極めましょう。

予算内でできる作業を任せる

片付け業者によっては、予算に合わせてプランを提案してくれる場合があります。例えば、予算が25万円の場合、その金額内で片付け作業を行ってもらえるため、追加費用はかかりません。ただし、残りの片付けについては自分で行う必要があります。片付け業者の費用が十分に捻出できない場合は、予算に合わせて作業を行ってくれる業者を選ぶと良いでしょう。

実家の片付けを業者に依頼する際の3つの選び方

片付け業者として適切な資格や許可を取得している

片付け業者を選ぶ際には、業務に必要な許可や資格を持っているか確認しましょう。特に、一般廃棄物収集運搬や産業廃棄物収集運搬、古物商の許可、または遺品整理士資格などがあるかチェックしましょう。これらの許可や資格がない業者は、無許可で営業している可能性があります。

 

信頼できる業者であれば、会社のウェブサイトなどで許可や資格を明記していることが一般的です。悪徳業者を避けるためにも、許可や資格が確認できない業者は利用しないようにしましょう。

サービスが豊富

幅広いサービスを提供している業者は、さまざまな業務を一括して依頼できるため、実家の片付けがスムーズに行えます。また、一括して依頼することで、値引きしてくれる業者もありますので、費用を節約したい方にもおすすめです。

口コミ評価を確認する

片付け業者を選ぶ際には、口コミ評価も重要です。他の利用者の体験談を見ることで、業者の対応や料金の適正さ、利用者の満足度などが分かります。極端に悪い口コミが多い業者は悪徳業者の可能性が高いため、利用を避けることが賢明です。ただし、口コミには利用者側の主観や状況によるものもありますので、客観的に見るようにしましょう。

実家を片付けるときはどの業者に連絡する？

不用品回収業者

不用品回収業者は、不要な家電や大型家具などを専門に回収する業者です。粗大ゴミを自分で搬出する場合や、搬出から回収までを一括して担当してくれる場合もあります。また、回収後の室内の清掃や整理も行ってくれる業者もあるので、一度に片付けたい場合は便利です。

ただし、一部の不用品回収業者は、電話でのセールスで貴金属の買い取りを強要したり、法外な料金を請求したりすることがあります。そのため、業者選びには注意が必要です。

遺品・生前整理業者

遺品整理業者は、亡くなった方の遺品を整理し、不用品の処分や買い取りを行う専門業者です。不用品回収業者とは異なり、遺品整理業者は土地の権利書や遺言書などの重要な書類を捜索してくれます。また、写真やアルバムなどの供養も行ってくれるので、片付けを安らかな気持ちで行うことができるでしょう。

一方、生前整理業者は高齢者が身の回りの整理をする際に、仕分けを代行する専門業者です。生前整理は福祉整理や福祉住環境整理とも呼ばれ、子どもと同居したり介護施設に入居する際に利用されます。

特殊清掃業者

特殊清掃業者は、遺体の発見が遅れたなどの理由で室内のダメージが大きい場合に専門的に片付けや清掃を行う業者です。特殊清掃業者は、フローリングや壁紙にしみついた血液や体液を除去し、オゾン消臭などの処理を行います。また、空き家に野生動物が住み着いた場合にも対応してくれます。孤独死や事故死などでの片付けは、精神的にも負担が大きいため、特殊清掃業者に依頼することをおすすめします。

不動産会社

物の片付けが完了し、相続した実家の売却や運用を検討している場合は、不動産会社に相談するのが得策です。売却を検討する際には、まず複数の不動産会社に無料査定を依頼しましょう。複数社に依頼する理由は、それぞれの会社によって得意なエリアや販売方法が異なるためです。

特に築年数が古い家の場合、そのままの状態での売却が難しいことがあります。そのため、リノベーションや解体を行うことで、スムーズに売却できる場合もあります。不動産会社に相談する際には、どのような方法で高くかつ早く売却できるかを相談しましょう。

まとめ【実家の片づけで業者に頼む費用を抑えるならエイト】

今回は、実家の片付けを業者に依頼する場合にかかる費用について解説しました。ゴミや不要物の量、予算によってご自身で片付けられるのか、業者に依頼した方がよいのか検討しましょう。

1人では大変な片付けや、特殊な清掃が必要な場合は、エイトにお任せください。エイトは産業廃棄物の撤去から買取まで一括で行っていますので、費用を抑えて片づけを行うことが可能です。

また、最短で翌日には現場に向かうことができます。片付けにお悩みの方は電話や概算見積もりフォームからお気軽にご相談ください。