ゴミ屋敷を自力で片付ける7つの手順とは?リバウンドの防ぎ方も解説!

ゴミ屋敷は自力で片づけられるのでしょうか?業者に頼む方法もありますが、安く済ませるためにもできる限りは自力で行いたいですよね。結論から申し上げますと、自力での片付けも可能な場合と、部屋の状況や汚れの程度によっては業者に依頼した方が良い場合があります。
この記事では、自力で片付けられる部屋の条件や、片付けのやり方、業者に頼む際のポイントなどについてご紹介します。
ゴミ屋敷は自力で片付ける?業者に任せる?
ゴミ屋敷を自力で片付けるメリット
業者に頼むより安い
ゴミ袋や除菌、害虫駆除スプレーなどの最低限の掃除道具は必要ですが、業者に頼むよりも安く掃除することができます。業者に依頼する場合は1Rや1Kの広さでも3〜5万円ほどの費用がかかることになるためです。ただし、ゴミや不用品の処分費用が高くなってしまうと、業者に依頼するのと変わらない費用がかかってしまうこともあります。ゴミや不用品の量や処分にかかる費用を検討するとよいでしょう。
自分のペースで作業できる
業者に依頼するよりは時間がかかってしまいますが、ご自身のペースで掃除をすすめられます。自力で片付けるのであれば他の人のペースに合わせようと焦る必要もありません。
人目を気にせずに済む
家の中には、あまり他の人に見られたくないものもあるかもしれません。業者に掃除を依頼するということは、プライベートな空間に他社が入ってくることになります。その点、自力での掃除の場合は、人を呼ぶとしても気心知れた家族や友人になりますので、人の目を気にせず掃除できます。
ゴミ屋敷を自力で片付けるデメリット
時間と労力がかかる
やはり自力で片付けるとなると時間と労力が必要です。どこから手をつけたらいいのか、ゴミはどう捨てたらよいのか、掃除に慣れていない方だと途方にくれてしまう可能性もあります。休みの日にまとめて掃除するにも、時間や労力がかかりすぎて心が折れてしまうリスクもあります。
消毒・清掃が業者には劣る
経験豊富な業者に依頼する場合、掃除の手際はもちろん、消毒や清掃もきちんと行ってくれるでしょう。長期間ゴミ屋敷となっている場合、害虫が発生している可能性もあります。徹底した消毒や清掃ができていない場合、見た目は綺麗になったとしても不衛生な状況が続く恐れがあります。
ゴミの処分費用がかかる
自力で片付ける場合は、ゴミや不用品についてもご自身で処分する必要があります。その際には費用がかかる可能性もあります。また、ものによってはリサイクルショップで売れる可能性もありますが、トラックなどが使えない場合は面倒です。また、粗大ごみで捨てる場合は費用の面や、自治体によっては指定の場所まで持っていく必要があることなども含めると、それなりの労力と費用がかかる覚悟が必要です。
ゴミ屋敷の片付けを業者に任せるメリット
すばやく片付く
プロの掃除業者であれば、手慣れているスタッフが数人がかりで掃除することになるので、早くて1日で掃除が終わることもあります。なるべく短時間でゴミ屋敷を片付けたいのであれば、専門業者に頼むとよいでしょう。
ゴミ・不用品を回収してもらえる
業者に頼む場合はゴミや不用品の回収までお願いすることができます。例外として汚物や危険物、産業廃棄物など回収が難しいものもありますが、基本t根期には事前に打ち合わせのうえ、推定のゴミや不用品の量に合わせてトラックで回収してもらえます。自分で運び出す必要がないので特に不用品が多い場合は業者に頼むと楽です。
徹底した清掃・除菌が期待できる
専門の業者に依頼すると、部屋の片付けに加えて清掃や除菌も行ってもらえることがあります。特に害虫などが発生している場合は、衛生面が不安ですので徹底した清掃・除菌をしてもらえると安心です。ただし、本格的なハウスクリーニングは別料金となる場合もありますので事前に確認しておきましょう。
ゴミ屋敷の片付けを業者に任せるデメリット
お金がかかる
業者に依頼するとなると費用がかかります。1Rや1Kの間取りでも3~5万円が相場です。現地調査を行ったうえで正確な見積もりを出してもらえる場合がほとんどですが、安くはない費用がかかる場合がほとんどですので、自分で片付ける労力や時間と比較して検討する必要があります。
人目が気になる
他人をプライベートな空間に入れることになりますので、人によってはストレスを感じることもあるでしょう。家に他人を入れる心理的ハードルが高い場合は、まずはご自身で片付けてみてもよいかもしれません。
自力で片づけられるゴミ屋敷の6つの条件
部屋の広さが3DK以下
部屋の広さが3DK以下なら自力での掃除を検討しても良いでしょう。部屋が広いと、労力や時間、ゴミの量が増えますよね。途中で諦める可能性も高く、ゴミ屋敷を完全に片づけるまでに時間がかかってしまうかもしれません。3DK以上の場合は業者に頼むことをおすすめします。
水回りが使える状態
掃除をする際に水が使えない状況では、とても不便です。雑巾がけをしたり洗剤を使ったりするにしても、水が必要になります。浴室、洗面、キッチンどれか1つでも構いませんので、使えるかどうかチェックしましょう。
部屋の中で身動きが取れる
ゴミが積みあがっていたり、足の踏み場もなかったりする状況だと、掃除がなかなか進みません。ゴミ屋敷を片づけるにしても、身動きできる最低限のスペースは必要です。特に天井近くまでゴミが積みあがっている場合は崩れてくる危険性がありますし、散乱したゴミをうっかり踏んで怪我をする可能性もありますので注意が必要です。
天井までゴミが積みあがっていない
テレビや雑誌で天井までゴミが積みあがっているゴミ屋敷を見たことがある方も多いのではないでしょうか。あのように部屋の中にゴミが天井近くまで積みあがっている状態であれば自力で片付けるよりも業者に依頼したほうが賢明です。見通しが立たずやる気を失って諦めてしまう可能性や、途中で崩れてくる危険性があるためです。
すぐに捨てられるゴミが多い
ゴミ屋敷の掃除は、とにかくゴミを捨てるところから始まります。どんどん物を捨てることで、片付けの見通しが立ってきます。もし部屋に溢れているゴミがペットボトルや空き缶、弁当の空き箱などすぐに捨てられるものであれば、片付けがスムーズにすすむ可能性が高いです。しかし、写真や切り抜き、ぬいぐるみなど思い出があるもの、捨てるか迷うもので溢れている場合は、なかなか処分作業が進まないことがあります。
自力でゴミ屋敷を片付ける7つの手順とは
ゴミ屋敷の片づけ①:掃除のスケジュールを決める
ゴミ屋敷を1人で1日で片づけるのは、想像以上に大変です。家族や友人など最低でも3人以上かつ2〜3日のスケジュールで行いましょう。おすすめは連休でまとめてやってしまうことです。また、いつまでに部屋をきれいにするのか目標を立てることも大切です。1部屋にかける日数を計算して具体的な日付で目標を立てましょう。
ゴミ屋敷の片づけ②:必要な道具を準備する
100枚以上のゴミ袋
自治体の分別に合わせて、「燃えるゴミ」・「燃えないゴミ」・「リサイクルゴミ」等、それぞれのゴミ袋を用意しておきましょう。
軍手・マスク・エプロン又は汚れてもいい服
衛生面はもちろん、怪我を防止するためにも準備しておくことをおすすめします。生ごみがある場合は、軍手の下にゴム手袋をつけておくことで直接素肌に触れるのを防げます。また、掃除をする際には、ホコリが舞いますのでマスクは必須です。それぞれ人数分×3くらい用意しましょう。
ガムテープ・紐・新聞紙
古い包丁や割れたガラス等はそのまま袋に入れて捨てるのは危険です。そういったものはガムテープで新聞紙を巻きつけて処分します。また、雑誌や本などをまとめるための紐も必要です。
殺虫剤・蚊取り線香
生ごみが多い場合、ゴキブリやハエが発生している可能性が高いです。殺虫剤は部屋全体に効果がある霧状のタイプと殺傷能力の高いスプレー式の両方を用意しておきましょう。また、蚊取り線香はコバエを弱らせる効果はもちろんのこと、ゴミの悪臭を和らげる効果もあります。ただし、ゴミに燃え移らないように注意しましょう。
掃除道具
ゴミを片づけた後に室内を掃除するために必要です。
掃除機・ほうき・モップ・雑巾・洗剤・バケツなどの基本的な道具があればよいでしょう。
ゴミを大量に積める車両
ゴミ収集所や清掃センターにゴミを持ち込む際に必要です。車がなかったり、運転手がいなかったりする場合は、片付けまでは自力で行い、ゴミの処理だけ不用品回収の業者に頼むという方法もあります。
ゴミ屋敷の片づけ③:ごみの回収日・ごみ処理センターの受付時間を確認する
せっかくゴミを片づけても、それを放置してしまってはゴミ屋敷に逆戻りです。集積所のゴミ回収日を確認しておきましょう。また、日程が合わない場合やゴミがあまりにも多い場合は自治体のゴミ処理センターに持ち込むのもおすすめです。平日であればほとんどの自治体が受け付けています。受付時間と、予約が必要かどうかを確認しておきましょう。
ゴミ屋敷の片づけ④:害虫駆除を行う
次に掃除を始める前に害虫を駆除します。何もせず掃除を始めてしまうと、ゴキブリやハエがたくさん出てきて嫌な思いをするかも知れませんので、バルサンやアースレッドのような燻煙剤を焚くのもおすすめです。また、霧状の殺虫剤などを部屋全体に振りかけるのも良いでしょう。ゴミの片づけの際も、片手に殺虫剤を持っておくと便利です。ただし、換気を忘れないようにしてください。
ゴミ屋敷の片づけ⑤:入口から順番にゴミを片づける
手前の入口部分から片づけていきましょう。まずは一目でゴミと分かるものをどんどんゴミ袋に入れていきます。また、一つの場所の片付けが終わるまでは別の場所の片づけを始めないこともポイントです。中途半端にあちこち手をつけると、成果が見えにくいのでモチベーションが下がってしまいます。
ゴミ屋敷の片づけ⑥:ゴミの仕分けをする
「捨てるもの」・「残すもの」・「保留するもの」・「売るもの」に仕分けします。まずはどうでもいいものから「捨てるもの」の袋に入れていきましょう。後から使うかもしれないと思う物も、今まで使っていなかったなら捨てても困りません。また、「保留するもの」にはなるべく入れないようにしましょう。「残すもの」と「保留するもの」は予め袋の数や段ボールの数を決めておいて、入らない分は処分する方法がおすすめです。
ゴミ屋敷の片づけ⑦:ゴミを運び出して清掃を行う
ゴミがある程度片付いたら、運び出して清掃しましょう。ホコリが溜まっているので、マスクを忘れずに。特に生ごみから出た汁は悪臭や虫の発生の原因となります。見えないホコリやバイ菌が溜まっていますのでしっかりと消毒して掃除しましょう。
ゴミ屋敷片付けの後のリバウンドの防ぎ方
残すモノの定位置を決める
「残すもの」の袋に入れたものは定位置を決めましょう。定位置を決めておかないと散らかる原因となります。本は本棚へ、食器は食器棚へそれぞれ定位置を決めて片づけます。そして、使い終わったら定位置に戻すことも大切です。
買う際に捨てる時のことを考慮する
新たに物を買うときには、捨てる際のことも考えましょう。どうやって捨てるのか、捨てるのに手間がかからないかを考えると、必要なものだけを買おうと思えるのではないでしょうか。本当に必要な物だけを買うようにしましょう。
自力でのゴミ屋敷片付けが難しいときは業者にお任せ!
一度掃除を始めたあとでも、挫折してしまうことがあるかもしれません。自力で行うには時間や手間が多くかかるうえ、害虫が湧いているような不衛生な状況になっていた場合、消毒・清掃しなければいけません。あまりにもゴミが多すぎたり、汚れがひどい場合はプロに依頼するのもおすすめです。また、虫が大量に湧いていたり、電気や水回りが機能していなかったりする場合は、自力では厳しいのでプロに依頼しましょう。
ゴミ屋敷の片付けを安く業者に頼む方法
なるべく自分で処分する
業者に頼む場合、物が多ければ多いほど費用が高額になります。明らかなゴミなどは少しずつでも自力で片付けておくとよいでしょう。大きい家具や家電以外の細かいゴミは自力で処分したり、粗大ごみで出せる程度の家具・家電は自分で処分すると節約できます。
複数業者から相見積もりを取る
業者に頼む際は、相見積もりを3社程度からとりましょう。相見積もりを行うことで、相場から大きく外れた業者を避けることができます。また、見積もりの内容もしっかりと確認し、追加料金が無いか、自分に合ったサービスをしてくれるかチェックしましょう。
不用品は買い取ってもらう
ゴミだと思っていたものも、再販が見込めれば売れる場合があります。買い取り業者を呼んで査定してもらったり、リサイクルショップに持ち込んだりしてみましょう。不用品の処分と買取を同時に行ってくれる業者もあるので、そのようなところを選ぶのもおすすめです。
まとめ【自力でゴミ屋敷の片づけが難しいならプロへ相談!】
今回の記事では、ゴミ屋敷を自力で片付ける方法について詳しく解説しました。部屋の広さや散らかり具合によっては自力で片付けられることもありますので、ぜひ挑戦してみてください。ただし、あまりにもゴミが多い場合や汚れがひどい場合は、業者に依頼しましょう。
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解体工事、不用品回収費用を
どこよりも明瞭会計でお出しします!
トラック1台5万円以下で広告を出している会社も多いですが大抵がそれ以上のお見積もりを出されるのでお気をつけください!
不用品回収費用
作業内容 | 台数 | 金額 |
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車両代、回収費、処分費、 諸経費など全て込み | 2tトラック1台 | 95,000円 |
2tトラック2台 | 180,000円(1万円引き) | |
2tトラック3台 | 265,000円(2万円引き) |
※4台以降は台数に応じて値引きいたします。
解体工事費用
作業内容 | 金額 |
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車両・重機代、解体費、処分費、 諸経費など全て込み | 1坪 45,000円〜(木造の場合) |
※家の造り、敷地面積などによってお見積もりが変動します。